今週の資金調達ハイライト
📊 件数:12件(先週比: ▼2件 減)
💰 総額:330.6億円(先週比: ▲184.5億円 増)
🔍 今週の振り返り
今週は、自動運転のTuringが278.9億円という大型調達を完了し、注目を集めました。他にも、太陽光発電のPXPや不動産管理のmatsuri technologies、建材・資材のMOZUなど、幅広い分野で10億円を超える資金調達が複数見られ、スタートアップエコシステムの活発さを示しています。特に、AIを活用したDX推進や、環境・社会課題解決に貢献する技術への投資が目立ちました。
🏆 Top3案件(調達額順)
- 1️⃣ Turing株式会社(278.9億円(シリーズA))
- 2️⃣ 株式会社PXP(15.6億円(シリーズB))
- 3️⃣ matsuri technologies株式会社(15億円(シリーズD))
1. Turing株式会社
🔎 業種・業界:自動運転
💰 調達額/ラウンド:278.9億円(シリーズA)
📅 公開日:2026/07/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000098132.html
✏️要点まとめ
- 進捗:完全自動運転の実現を目指し、E2E自動運転システムとフィジカル基盤モデルを開発しています。この度、シリーズAラウンドで278.9億円の資金調達を完了しました。
- 今後:調達した資金は、計算基盤の拡充、事業体制の強化、そして優秀な人材の採用に充てられます。日本発の完全自動運転の社会実装を目指し、人類のグランドチャレンジに挑んでまいります。
- 課題:完全自動運転の実現は技術的にも社会的にも大きな挑戦です。この目標達成に向けて、継続的な技術開発と社会受容性の獲得が重要な課題となります。
2. 株式会社PXP
🔎 業種・業界:太陽光発電
💰 調達額/ラウンド:15.6億円(シリーズB)
📅 公開日:2026/07/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000131866.html
✏️要点まとめ
- 進捗:超軽量でフレキシブルな次世代太陽電池を開発・製造しています。シリーズBラウンドで15.6億円を調達し、事業を加速させています。
- 今後:調達資金は量産工場への設備投資に充てられ、来年度の操業開始を目指します。将来的には高効率なタンデム型太陽電池の実用化も視野に入れ、2027年度の早期市場投入を目指してまいります。
- 課題:従来の設置制約を解消し、カーボンニュートラル達成に貢献するためには、量産体制の確立と市場への普及拡大が重要な課題です。
3. matsuri technologies株式会社
🔎 業種・業界:不動産管理
💰 調達額/ラウンド:15億円(シリーズD)
📅 公開日:2026/07/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001053.000022329.html
✏️要点まとめ
- 進捗:空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供しています。この度、銀行7行から総額15億円のデットファイナンスと6億円の融資枠契約を締結し、財務基盤を強化しました。
- 今後:この資金を活用し、訪日観光客増加に対応した宿泊プラットフォームの拡大と、ファイナンス手段の多様化を図ります。地域と共生しながら観光立国に向けた新しい宿泊インフラの提供を目指してまいります。
- 課題:訪日観光客の増加に対応しつつ、地域と共生する新しい宿泊インフラを提供するためには、多様なステークホルダーとの連携強化と、持続可能な事業モデルの構築が課題です。
4. MOZU株式会社
🔎 業種・業界:建材・資材
💰 調達額/ラウンド:13億円(シリーズB)
📅 公開日:2026/07/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000140328.html
✏️要点まとめ
- 進捗:建築資材のデジタル問屋「MOZUオーダー」を運営し、AIで資材選定・見積作成・プラン作成を自動化することで建築業界のDXを推進しています。シリーズBラウンドで総額13億円を調達しました。
- 今後:調達資金は、業界特化型AIの開発加速と、AI・プロダクト開発および事業開発を担う人材の採用強化に充てられます。「AIネイティブカンパニー」への進化を目指してまいります。
- 課題:アナログな建築業界に新たな標準を築くためには、流通工程のコスト圧縮と、AI技術のさらなる進化、そして業界全体への普及が重要な課題です。
5. 株式会社ジザイエ
🔎 業種・業界:防災
💰 調達額/ラウンド:4億円
📅 公開日:2026/07/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000118642.html
✏️要点まとめ
- 進捗:東京大学稲見研発のスタートアップとして、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。全国各地の事業会社・VC・金融機関から総額約4億円を調達しました。
- 今後:調達資金は、遠隔映像・AI映像解析プロダクトやAIエージェントの開発強化、遠隔操作・自動化技術の社会実装、地域アライアンスの強化、組織体制の強化に充てられます。
- 課題:「人が現場に行かなくても、現場を見て、判断し、動かせる」社会の実現を目指すためには、技術の社会実装と地域パートナーとの連携強化が重要な課題です。
6. 株式会社AlgaleX
🔎 業種・業界:養殖
💰 調達額/ラウンド:3.5億円(シリーズA)
📅 公開日:2026/07/10
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000076018.html
✏️要点まとめ
- 進捗:独自のAI培養制御システム「Touji-24」と未利用食品残渣を活用し、希少な栄養成分を豊富に含む藻や微生物を持続可能に生産しています。シリーズAで3.5億円を調達しました。
- 今後:調達資金は、「Touji-24」の強化、企業向けバイオファーム事業の拡大、および幹部候補人材の採用に充てられます。天然資源に依存しない「栄養がめぐる社会」の実現を目指してまいります。
- 課題:世界の食料課題や海洋資源の保全に貢献するためには、技術のさらなる発展と、沖縄発の技術を世界のインフラへと変革するための普及戦略が課題です。
7. 株式会社Smooth
🔎 業種・業界:不動産管理
💰 調達額/ラウンド:0.6億円(6,000万円)(シード)
📅 公開日:2026/07/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000164045.html
✏️要点まとめ
- 進捗:ナンバープレート認識とIoTを活用したモビリティ決済プラットフォーム「Smooth Pay」を提供し、既存駐車場などのモビリティ決済シーンを無人・自動決済化しています。シードラウンドで累計6,000万円を調達しました。
- 今後:調達資金は、サービスの販促強化と追加機能の開発に充当し、「あらゆる拠点を、無人で動かす」というビジョンの実現を加速します。
- 課題:人手に頼らない効率的な都市のモビリティインフラを構築し、「第三次モビリティ決済革命」を目指すためには、技術の普及と社会インフラとしての定着が課題です。
8. 株式会社Glocalist
🔎 業種・業界:法律相談
💰 調達額/ラウンド:不明(シリーズB)
📅 公開日:2026/07/10
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000003070.html
✏️要点まとめ
- 進捗:AIを活用し世界各国の行政・規制情報を自動収集・要約・翻訳するSaaS「Glocalist」を提供しています。エンタープライズや官公庁からの需要増に対応するため、クリエーションラインのエンジニアリングファンド「COSTA」と資本業務提携を開始しました。
- 今後:本提携により、開発体制を強化し、対象国の拡大、API基盤開発、UX改善を加速します。貴重な手元資金を温存しつつ、開発ボトルネックを解消し、事業成長を最大化することで、「グローバル・レギュラトリー・インテリジェンスの民主化」を目指してまいります。
- 課題:グローバル・レギュラトリー・インテリジェンスの民主化を実現するためには、開発ボトルネックの解消と、事業成長を最大化するための戦略的な取り組みが課題です。
9. 株式会社neoAI
🔎 業種・業界:融資
💰 調達額/ラウンド:不明(シード)
📅 公開日:2026/07/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000109048.html
✏️要点まとめ
- 進捗:東京大学松尾研究室発のスタートアップとして、生成AIソリューションを提供しています。この度、金融・電力の重要インフラ5社と資本業務提携を同時締結し、ゆうちょ銀行を含め計6社との連携体制を構築しました。
- 今後:規制・セキュリティが厳しい重要インフラ領域での生成AI社会実装の型を確立し、あらゆる産業への応用を目指します。各社のAI活用を底上げする「知能基盤」と個別業務に深く入り込む「知能実装」を推進してまいります。
- 課題:日本の社会基盤を支える企業との協働を通じて、生成AIの社会実装を加速し、日本全体の成長に貢献するためには、規制対応と幅広い産業への普及が課題です。
10. EF Polymer 株式会社
🔎 業種・業界:土壌
💰 調達額/ラウンド:不明(シリーズB)
📅 公開日:2026/07/08
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000096070.html
✏️要点まとめ
- 進捗:廃棄有機資源から100%自然由来の超吸水性ポリマー「EFポリマー」を開発し、干ばつ環境下の農業生産安定化に貢献しています。サントリーホールディングスと資本業務提携契約を締結し、共同実証実験を開始しました。
- 今後:ゆず栽培でポリマーによる土壌保水性向上効果や収量・品質への影響を共同実証します。将来的には国内外の他農作物への展開を通じて、水資源保全と循環型社会の実現に貢献してまいります。
- 課題:気候変動下の持続可能な原料調達と農業生産の安定化を目指すためには、ポリマーの効果検証と、国内外での普及拡大が重要な課題です。
11. 株式会社neumo
🔎 業種・業界:リハビリ
💰 調達額/ラウンド:不明(シード)
📅 公開日:2026/07/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000031847.html
✏️要点まとめ
- 進捗:脳の「聞く力」に着目した聴覚トレーニングサービス「キクモア」を提供しています。耳ではなく脳の音声処理機能にアプローチし、スマートフォンで手軽に利用できるサービスです。この度、D3 LLCより資金調達を実施しました。
- 今後:調達資金により、プロダクト開発の高度化、研究体制の強化、サービス提供体制の拡充を進めます。「80歳になっても『聞くこと』が楽しい世界」の実現を目指してまいります。
- 課題:ブレインテック企業として認知機能研究やグローバル展開も視野に入れるためには、継続的な技術開発と、サービス提供体制の強化が課題です。
12. HarvestX株式会社
🔎 業種・業界:植物工場
💰 調達額/ラウンド:不明(シード)
📅 公開日:2026/07/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000068367.html
✏️要点まとめ
- 進捗:AIロボティクスによるイチゴの自動栽培ソリューション「HarvestX」を開発・販売しており、特に世界初の自動授粉技術が強みです。この度、三菱商事株式会社との投資提携を締結しました。
- 今後:調達資金は、植物工場の完全自動化、多品種展開、そして三菱商事・住友商事のグローバルネットワークを活用した世界市場への展開加速に充てられます。
- 課題:気候変動や食料需要増大といった課題に対し、日本品質の農産物を世界に安定供給するプラットフォームを構築するためには、技術の多品種展開とグローバル市場への展開が課題です。
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