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今週の資金調達速報(2026/9/7–9/13)

CFO.Media編集部
今週の資金調達速報(2026/9/7–9/13)

今週の資金調達ハイライト

📊 件数:9件(先週比: ▼14件 減)

💰 総額:22.9億円(先週比: ▼168.0億円 減)

🔍 今週の振り返り

今週は、生成AI電話サービス「nocall.ai」がシリーズAで8億円を調達し、累計10億円超えとなるなど、AI関連企業の大型調達が目立ちました。また、会計事務所とAIを組み合わせた「SoVa」がシリーズBで6.3億円を調達し、AI CFOサービスをリリースするなど、AIを活用した業務効率化や新サービス展開への投資が活発です。さらに、浮体式洋上風力発電やCO2回収技術といったディープテック分野でも、社会実装に向けた資金調達や協業強化が進んでおり、脱炭素社会への貢献を目指す動きが加速しています。

🏆 Top3案件(調達額順)

  1. 1️⃣ nocall株式会社(8億円/シリーズA)
  2. 2️⃣ 株式会社SoVa(6.3億円/シリーズB)
  3. 3️⃣ ミラーフィット株式会社(2.5億円/シリーズA)

1. nocall株式会社

🔎 業種・業界:カスタマーサポート
💰 調達額/ラウンド:8億円(シリーズA)/累計10億円超
📅 公開日:2026/09/11
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000076585.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:生成AI電話サービス「nocall.ai」は、日本語特有の自然な会話に対応する高い技術力で、自動車、金融、人材、ITなど幅広い業界のエンタープライズ企業に導入されています。
  • 今後:調達資金は、プロダクト開発と人材採用の強化に充てられ、「すべてのビジネスコミュニケーションをAI化する」というミッションのもと、日本国内における生成AI電話の普及を加速し、人手不足という社会課題の解決に貢献することを目指しています。
  • 課題:生成AIの精度向上や、多様な業界ニーズへの対応、そしてAI電話サービスに対する社会的な受容性の向上などが今後の課題となります。

2. 株式会社SoVa

🔎 業種・業界:会計管理
💰 調達額/ラウンド:6.3億円(シリーズB)
📅 公開日:2026/09/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000051353.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:会計事務所とAIを組み合わせた「SoVa」を運営しており、スモールビジネス向けに高品質かつ効率的なバックオフィス業務を提供しています。今回、シリーズBラウンドで第三者割当増資と融資により総額6.3億円を調達しました。
  • 今後:この資金は、会計×AI分野の効率化とサービス拡張開発に投資され、新たにリリースされた「AI CFOサービス」の強化や人材採用に充てられます。同社は「最高かつ最大」の会計事務所を目指し、テクノロジーを活用して専門サービスのあり方を進化させ、誰もが安心して挑戦できる社会の実現を目指しています。
  • 課題:AI技術の進化に合わせたサービス内容の継続的なアップデートや、会計分野におけるAI活用の信頼性確保、そして専門人材の確保と育成が重要になります。

3. ミラーフィット株式会社

🔎 業種・業界:家族
💰 調達額/ラウンド:2.5億円(シリーズA)/累計12億円
📅 公開日:2026/09/10
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000076951.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:AIスマートミラー「MIRROR FIT.」と女性専用美容ジム「HITORI WELLNESS」を展開し、「テクノロジーで女性を輝かせる」をビジョンとしています。今回、総額2.5億円を調達し、累計調達額は12億円となりました。
  • 今後:調達資金は、HITORI WELLNESSの全国300店舗体制実現に向けた組織基盤の強化、全国展開の加速、およびMIRROR FIT.の独自コンテンツ開発・IP化に充てられます。これにより、日本全国の女性が美容と健康を無理なく続けられる環境を創出し、1,000店舗構想の実現を目指しています。
  • 課題:全国展開に伴う店舗運営の効率化、質の高いトレーナーの確保、そして競合他社との差別化や顧客エンゲージメントの維持が今後の課題となります。

4. 株式会社アルバトロス・テクノロジー

🔎 業種・業界:風力発電
💰 調達額/ラウンド:2.5億円(シリーズA)
📅 公開日:2026/09/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000106573.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:浮体式洋上風力発電のコスト低減と国産化を目指す垂直軸型風車(FAWT)を開発しています。今回、日本政策投資銀行などから総額2.5億円のプレシリーズB資金調達を第三者割当増資により実施しました。
  • 今後:調達資金は、長崎県で実証中の小型海上実験機を踏まえた大型海上実験機の準備に充てられます。これにより、洋上風力発電の主力電源化と国内サプライチェーンの再構築に貢献し、脱炭素社会の実現を目指しています。
  • 課題:大型海上実験機の開発・実証には多大な技術的・資金的リソースが必要であり、実用化に向けたコスト削減や、厳しい海洋環境下での耐久性・信頼性の確保が課題となります。

5. 株式会社ANRis

🔎 業種・業界:核酸医薬
💰 調達額/ラウンド:2.2億円(シード)
📅 公開日:2026/09/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190113.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:独自のsiRNA配列設計技術「SNPD-siRNA」を基盤に、KRAS変異がんを対象とした治療薬の研究開発を行うスタートアップです。今回、早稲田大学ベンチャーズとJSTからの出資により約2.2億円を調達しました。
  • 今後:この資金は、医薬品候補の創製、送達技術の最適化、研究開発人材の採用、知的財産基盤の強化に充てられ、これまで治療が困難だったがん患者に新たな治療選択肢を提供することを目指しています。
  • 課題:医薬品開発は長期にわたる研究開発と厳格な臨床試験が必要であり、高い成功確率を維持しながら、安全性と有効性を両立させる技術開発が課題となります。

6. POLASTECH株式会社

🔎 業種・業界:カーボンニュートラル
💰 調達額/ラウンド:1.4億円(シード)
📅 公開日:2026/09/08
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000179058.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:データセンターの低温排熱をエネルギー源として活用する吸着ヒートポンプ(AHP)システムと高機能ゼオライト「AQSOA®」を開発・販売するディープテック企業です。今回、Seed2ラウンドで総額1.4億円を第三者割当増資により調達しました。
  • 今後:この資金は、AQSOA®の量産体制強化、AHPシステム開発・製品化、国内外での実証試験拡大、事業開発・エンジニアリング体制強化、海外事業展開のための人材確保・拠点整備に充当されます。同社は、未利用排熱を価値あるエネルギーへ転換し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指しています。
  • 課題:高機能ゼオライトの量産化技術の確立、AHPシステムの市場導入と普及、そして国内外での実証試験を通じた技術の信頼性向上とコスト競争力の確保が課題となります。

7. 株式会社MILY

🔎 業種・業界:婚活
💰 調達額/ラウンド:非公開(不明)
📅 公開日:2026/09/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000169878.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:理想の人生から逆算してパートナー選びを考える会員制ライフデザインコミュニティ『MILY club』を運営しています。POLA ORBIS CAPITALおよび複数のエンジェル投資家から第三者割当増資による資金調達を実施しました。
  • 今後:調達資金は、会員向けサービス開発・運営、コンテンツ拡充、サポート体制整備に活用し、会員一人ひとりの理想のパートナー選びに伴走する環境を強化します。今後は、パートナー選びやライフデザインについて学びながら、価値観の近い人と自然につながれる機会を提供し、「家族を大切にできる社会」の実現を目指しています。
  • 課題:会員数の拡大と質の高いコミュニティ運営の両立、多様な価値観を持つ会員へのきめ細やかなサポート、そして長期的な視点でのライフデザイン支援の提供が課題となります。

8. 株式会社アルバトロス・テクノロジー

🔎 業種・業界:風力発電
💰 調達額/ラウンド:非公開(シリーズA)
📅 公開日:2026/09/09
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000106573.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:住友重機械工業と資本業務提携を締結しました。同社は、独自の「浮遊軸型風車(FAWT)」技術を開発しており、この提携により、設計・製造・事業開発の強みを融合し、次世代浮体式洋上風力発電の早期実用化とグローバル展開を目指しています。
  • 今後:調達した資金は、2MWクラスの大型海上実証機の開発・実証フェーズへの移行、国内サプライチェーンの構築、量産化体制の確立、およびグローバル市場での事業開発に充てられます。これにより、脱炭素化とエネルギー安全保障に貢献し、日本の新たな成長ドライバーとなることを目標としています。
  • 課題:大型実証機の開発・実証には多大な技術的・資金的リソースが必要であり、住友重機械工業との連携を密にし、技術開発と事業化を加速させることが重要です。

9. 株式会社JCCL

🔎 業種・業界:カーボンニュートラル
💰 調達額/ラウンド:非公開(シリーズB)
📅 公開日:2026/09/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000125440.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:九州大学発のスタートアップとして、独自のCO₂分離回収技術(固体吸収法、膜分離法)を開発・実用化しています。この技術は、低温蒸気を利用し、エネルギーとコストを抑えて高純度なCO₂回収を可能にします。
  • 今後:今回のシリーズBラウンドでの資金調達と戦略的パートナー3社との協業強化により、CO₂回収装置の標準化、量産化、大型化、および膜分離技術の開発・事業化を加速させます。これにより、国内外のカーボンニュートラルに貢献し、CO₂回収技術の社会実装を推進することを目指しています。
  • 課題:CO₂回収技術のコスト削減と効率向上、大規模なプラントへの適用、そして回収したCO₂の有効活用方法の確立が今後の社会実装に向けた重要な課題となります。

※本記事は公開情報を基に作成しているため、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

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